~ 権利落ちの株価下落を回避する≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ ~
信用口座があれば株を借りて売ることができます。
権利落ちに株価が下がるのが分かっているのならば売っておけばいいのでは。と思いませんか?
つまり現物株を買うと同時に信用取引で売ります。
この買いと売りを同時に行うクロス取引を使うと株価の値動きでの損益が完全に相殺されます。
クロス取引は株価の動きを気にせずに株主優待を収得できる裏技と言えます。
ただしクロス取引、特に株主優待の収得を目的とした『株主優待クロス』にはいくつかの注意点があります。
一つ目は全ての銘柄の株を売る事ができるわけではないという事です。
基本的に信用取引で売れるのは貸借銘柄に指定されている銘柄のみで新興市場などの会社の株はほとんど対象外になります。
二つ目に信用取引で売る為の売買手数料や株を貸してくれた人に支払う貸株料など余計に費用が掛かる事。
三つ目が売りがかさみ証券会社の貸す株が不足してくると発生する逆日歩(品貸料)です。
売れないのではどうしようもありませんのでクロス取引は諦めるしかありません。
売買手数料や貸株料はそれほど高額という物ではありませんので(気にする方は気にするでしょうが)自分はそれほど気にしません。
なんと言っても信用取引で株を売る場合の最大の敵は逆日歩です。
時には株主優待相当額をはるかに超える額の逆日歩が発生する事があるので最大限注意しなければなりません。
逆日歩については当ブログでも毎月の権利付最終(売買)日間近になるとその時その時点の生の情報を扱っていますのでご参考にどうぞ。
次項からは逆日歩について詳しく説明していきます。
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