~ 優待クロス取引の手順★権利付最終日以後 ~
優待クロス取引は買値と売値を同値にする為に同時に約定させる必要があります。
チャンスは前場寄り付きと後場寄り付きの2回です。
寄り付きは必ず買いと売りの注文株数が一致した株価で約定するので成行で注文しておけば同値でクロスする事ができます。
前営業日の取引終了後~権利付最終日前場寄り前に注文すれば前場寄り付き、権利付最終日前場終了~後場寄り前の注文なら後場寄り付きで約定します。
まちがいなく約定した事を確認したら取引終了ではありますが、一応最終確認もしておきましょう。
銘柄によっては単元株と優待が貰える最小単元株数が異なる場合があるので収得する予定の優待に対応した株数が約定したかは必ず確認します。
そして買いと売りが同株数である事も同時に確認しておきます。
また株主優待は現物株を保有していないと貰えません。
間違えて信用買建てしてしまっていて優待を貰えなかったという失敗も度々聞きますから注意です。
滞り無く優待クロスを終えたら後は翌日の権利落ち日に手仕舞えばOKです。
現物株を売り、売建てを買い戻す注文してもいいのですがそれだと売買手数料が発生します。
特に理由が無い限りは手持ちの現物株を売建ての返済に充てる現渡という方法を行うのをおすすめします。
現渡ならほとんどの証券会社で手数料はタダとなっていますから。
これで優待クロス取引は成功です。
証券会社や企業に問い合わせや請求など何もする必要はありません。
企業の方で株主名簿から勝手に調べて優待品を送ってきてくれます。
早いと2ヶ月~3ヶ月くらいで優待品が届きますので楽しみに待ちましょう。
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