~ 逆日歩を100%回避する方法(*'▽'*) ~
そもそも信用取引には制度信用と一般信用(無期限信用)があります。
制度信用取引とは、証券取引所の制度信用銘柄選定基準を満たした銘柄のみを対象としておこなわれる信用取引です。
一般信用と比べて貸し出し金利は低めですが、返済期限は6ヶ月以内と決められています。
各証券会社を通じて日本証券金融などの証券金融会社から資金や株を借りて行う取引で、この取引で売建てすると逆日歩が発生する事があります。
一方で一般信用取引は投資家と各証券会社の間での信用取引です。
金利や返済の期限などは各証券会社側で自由に決められており制度信用よりも金利が高く期限は無期限なのが普通です。
また銘柄も各証券会社で個々に選定されているので制度信用では取引対象外でも一般信用で取引できる銘柄があります。(逆に制度信用では取引できても一般信用では不可な銘柄もありますが)
逆日歩は証券金融会社で株不足が起こると発生しますが、一般信用取引は投資家と各証券会社の間での契約ですので売建てして逆日歩が発生する事はありません。
優待クロス取引の際も一般信用で売建てすれば逆日歩は一切掛かりません。
一般信用取引で買建てできる証券会社は結構ありますが
売建てが可能な証券会社は数が限られています。
一般信用売建て可能な証券会社でオススメを挙げると・・・
第1位
松井証券
売建て可能銘柄の数が多く、現在もその数が増えています。
優待クロスへの理解もあり文句ナシの第1位です。
第2位
カブドットコム証券
最近売建て可能銘柄の数を大幅に増やす。
ただし手数料体系に癖アリ。
2011年現在、優待クロス取引を行なう場合この2社の口座があるかないかで大きな差がでます。
それなりの経験があれば誰しもがこの2社の口座を持っているでしょう。
また権利日間近に急遽新規売建てが可能になるなどのサプライズがあるかもしれませんからやはり、あらかじめ口座だけでも作っておく事をオススメします。
発表があってからでは間に合いませんから。
松井証券の売建て可能銘柄についてはこのブログでもデータボックスで紹介していますのでよかったら参照ください。
一般信用で売建てする時の注意点ですが
一般信用は各証券会社独自の判断で取引を規制できるので売り禁になりやすいです。
過去には新規に売建て可能銘柄に指定されたものの1日で売り禁になった事もあります。
かと言って売り禁になるかもしれないからと権利日のだいぶ前からクロスをすると金利が高いので投資がかさみます。
一般信用を使って優待クロスをすれば逆日歩の心配が一切いらないので安心ですが、いつクロスを行うかが悩み所かもしれません。
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